少額でスタートできるプランをご提案いただき、「これならできそうだ」と テスト的にやってみることにしました。
ーデジタル広告をやろうと思った、きっかけを教えてください。
佐々木様: 2年前「白神山地遺産登録25周年」というイベントがあり、facebookページも開設していましたので、これをきっかけに情報をもっと発信していく方法はないかと悩んでいました。 何かいい方法はないかと考えていた時、相談した知り合いから「デジタル広告でフォロワーを増やした」という体験談を聞き「そんなことができるんだ。それは、やってみたい」と思うようになりました。
ー実際にデジタル広告を実施するに当たって、デジタルチェンジを選ばれた理由はなんですか
佐々木様: いざ実施しようと思っても、自治体はクレジットカードを持っておらずWeb決済ができないので、どこかの代理店に入ってもらうしかないと考えました。
でも地元でWEB広告/SNS広告の配信ノウハウのある企業がなかった。そこで県外企業を探していたところ、デジタルチェンジさんから少額でスタートできるプランをご提案いただき、「これならできそうだ」とテスト的にやってみることにしました。
フォロワー数が3カ月で18倍に。
本当に、デジタル広告をやって良かったと思いました。
ー実際デジタル広告をやってみて、効果はいかがでしたか
佐々木様: facebookページを定期的に更新していたのですが、フォロワー数(いいね!)が200人ほどしかいませんでした。
デジタルチェンジさんから「フォロワーがいないと、いくら更新しても情報が届かないですよ。まずは5,000人を目指しましょう。」という提案をいただいたので、まずは5,000人を目標にWEB広告配信をスタートしました。
広告はfacebookに白神山地の四季折々の美しい風景を表示するもので、効果は絶大でした。フォロワー数が3カ月で18倍の3,600人を超え、その後も増え続けて現在フォロワー数は6,000人を超えています。
今まで定員に達することが少なかった「マラソンイベント」も定員に達しました。イベントアンケートで「facebookで情報を見た」という回答があり、フォロワー数増加で「情報を届けられる人」が増加したおかげかなと思っています。本当に、デジタル広告をやって良かったと思いました。
ーそれまで実施されていたPR手法(新聞や、折込チラシ等の紙媒体)との違いはありましたか
佐々木様:やはり反響がダイレクトに分かる、ある程度ターゲットを絞って展開ができる、というのはWEB広告の強みだなと感じました。実際に反響数字を見ながらターゲットを絞り込んだり、拡張したりという「チューニング」ができ、局面局面で細かく対応できるんだなとデジタル広告の強みを感じております。
それと反応が数字で可視化できることによって、役場のスタッフ同士でもどんな写真が良いか、どういう内容が響くのかという話ができるようになりました。特に今後の写真の撮り方は、デジタル広告まで意識して構図を考えようと思っています。
デジタル広告は反応を数値で見ることができるので「現場のスタッフの 育成にもつながるツール」でもある、と感じています。
ーデジタルならではの「反響の見える化」は、スタッフの育成にもつながるとのお考えがあるようですね
佐々木様:ええ。例えば「群馬にいる35歳の家族連れのお母さん」に向けて手紙を書くつもりで書いてみよう!など、細かくターゲットを設定した上で内容を企画して実施し、反応を数値で見る、というようなことを続けていくことで「現場のスタッフの育成にもつながるツールでもある」と感じています。
ー今後の目標はありますか
佐々木様:まずはfacebook /instagramのフォロワー数10,000人を目指しています。またLINEやTwitterなどの他のコミュニケーションツールにも興味を持っていますので、ぜひ次のステップで実施してみたいですね。
ー最後に、デジタル広告を検討する他の自治体の皆様に一言お願いします。
佐々木様:おそらくWEB広告の取り組みについては自治体でも、観光協会でも興味を持っている方々は多くいらっしゃると思います。でも、やってみたいと思っても「どうやったらいいのか?」「どこに連絡したらいいのか?」というところでストップしている自治体があると思います。
でも「やってみたい」と思ったら、まずは一歩目を踏み出して実際に試してみると新たな発見があるんじゃないかなと思います。
私自身は「まずはアポイントをとってみる」という考えで仕事をしている中で、今回のデジタルチェンジさんとの出会いがあったと思っています。